こんにちは、介護のかえる🐸です
感染しても100%の補足は難しいコロナウィルス。
各国は様々な対策を行っていて、宣伝をしていますが、実際にコロナウィルスで死亡した実数を測るのはかなり難しかったりします。
理由としてはそもそも高齢者の死亡原因で肺炎は高い割合の疾患だからです。
(※厚労省のデータをみたところ60歳以上の場合肺炎はコロナ禍前から死亡原因の3位くらいをうろちょろしています)
肺炎と診断はされたけど、コロナとは診断されなかった人。
コロナで死んだけど老衰と判断された人。
高齢者を主にコロナウィルスが原因で亡くなっても、コロナ原因と診断されていない人は多数存在すると思います。
そこで、各国のコロナ対策の結果を評価する指標として超過死亡という考え方が出てきています。
超過死亡とはコロナ以前の死亡者数より、コロナが流行してからの死亡者数を比較することで、統計的な視線でコロナ原因の実数を探ろうという考え方です。
新型コロナ、真の被害規模示す「超過死亡」 専門家ら注目
— 上 昌広 (@KamiMasahiro) 2020年5月16日
世界の論点は、ここです。日本は全く議論していません。 https://t.co/9FbKyoG2LP
この数字でみるに、アメリカはコロナウィルスの実数よりも死亡者数の増加は多いですし、ドイツは大体同じくらい、韓国はコロナウィルスを抑えこんでいると宣伝している割には死亡者数の増加が気になるといった感じですね。
ここで、介護のかえる🐸は何となく頭に推論が浮かんできました。
コロナウィルス超過死亡から考える推論
コロナウィルスの特徴として持病のある方、高齢な方により深刻なダメージを与えることがわかっています。
年齢が上がりしだいリスクは上がっていくことを考えれば。。。
日本である程度、超過死亡を抑え込めているというのは医療者はもちろん、介護者の力がかなり大きいのではないかと。
介護施設にコロナウィルスが入った場合、施設内での蔓延や死亡者の増加が加速するのは日本国内の事例でもよくわかっています。
海外の場合、介護施設に死体の山が出来ているという恐ろしい話しもちらほらと耳に入ってくる状態です。
つまりはコロナウィルスの死亡者を少なくするのには医療崩壊を防ぐのと同時かそれ以上に介護崩壊を防ぐことが大事なのではないかという考えです
SNSなどでは介護が必要な高齢者はいっそこれを機会にいなくなって欲しいみたいな意見も散見します。
私自身父親が介護施設に入っている家族として早く脱介護をしたいという気持ちがあるのも事実です。
しかし、高齢者を守ることが医療崩壊を守ることになり、国民全体を守ることになるのは確かです
日本の死亡者数が抑え込めているのは(※個別的に問題のある介護士は存在するとして)全体として介護スタッフが優秀だからだと自負しても良いのではないかと思います。
実は介護施設には新型インフルエンザ流行のときに出来た感染症マニュアルが何処の施設にも存在していたりします。
新型インフルエンザと同様の感染症対策を行っていることで、コロナウィルスも防いでいるのが実際です。
コロナの死亡者数の差は医療崩壊よりも介護崩壊の差だと思うぞ
— 介護のかえるのお金の話し@含み損は友達 (@kaigonokaeru) 2020年5月16日
個別事案はあるにしても全体として日本が死亡者数が少ないのは、同一民族が介護士をしている割合が高いからだと思う
エッセンシャルと呼ばれる領域に移民なんか入れたらダメなのよ
外国籍の自衛隊員がありえないみたいなもん
で、ここからは推論が飛躍し過ぎかもしれませんが、、
ほぼ同一の民族の国民が介護という仕事をしているというのもアドバンテージとして大きいかなと思います。
外国人を差別するわけではないですが、自分が海外で外国人に対し日本でやっている質の介護を出来るかといえば自信を持ってイエスとは言えません。
今回のコロナウィルスでエッセンシャルな仕事という言葉がよくきかれるようになりました。
エッセンシャルな仕事を自国民でまかなうというのは『国防』を考える上で大事なことだとも思うんですよね。
食料自給率と同じように、エッセンシャルワーカー自給率も考えていくのがコロナウィルス後の世界線では大事なのではないかなと思うわけです。
🐸ケッローン