こんにちは、介護のかえる🐸です
現在、ブログ業界は節約投資ブロガーブーム
が節約3種の神器みたいに扱われています
でも、本当にそうなのでしょうか??
実際に、楽天スマホを使い、都道府県民共済に入り、ゴリゴリ株を買っている両生類として、節約3種の神器の実際や、向いている人向いていない人に関して話をしようと思います
積み立てNISAに気をつけろ
積み立てNISAの話しをするのに大体出てくる話が「現金だけを持っていたらインフレになったら実質目減りする」という理論です
今まで大根が1本100円だったのが、日本中で200円になるようにインフレ(通貨価格の下落、商品価格の高騰)起きれば、貯金も実質半額と同じことになります
しか~しだ!!
安倍政権が出来て数年、、、物価上昇率目標2%はいまだに達成されてません
人口減少、高齢化が進む日本ではベースとしてはインフレよりもデフレ(インフレの逆、通貨価値の上昇、物価の下落)体質が根強く残っています
で、あるとすれば。。。
『普通に現金をそのまま持っていれば最強!』
という結論になってしまいますね
ただ、インフレデフレはどこでスイッチが切り替わるかはわかりません
原油価格が急上昇したり、アメリカの超好景気の波及だったり、海外原因でインフレになる可能性だって十分にありえます
そういう意味で世界中の発展の果実を得るために全世界に投資するインデックス投資信託に投資すること自体、私は否定しません
つみたてNISAの落とし穴
それでは、実際につみたてNISAについて紹介したいと思います
つみたてNISAは20年の期間、積み立て投資した利益が非課税になる制度です
長期投資目的に金融庁が認めた投資信託などを積み立てて買い続けることを想定しています
現在(2020年5月)時点では全世界的に株価急落から少し上昇しつつある状態です
長期投資で大事なのは株価が下落して含み損を抱えても解約しないこと
株価が下落したということはいつもより多い口数の投資信託を買えるラッキーチャンスでもあります
下落したり上昇したりを繰り返すなかで定額で買い続けること(※ドルコスト平均法)で安定した利益を目指すのが長期の投資なのです
含み損が怖いからとすぐに解約する人は、、、『高い値段で物を買って、安い値段で売る人』という悲しい人になってしまいます
はい、前置きが長かったですが、そんなつみたてNISAにも落とし穴があります
それは高齢になって実際に投資資金を現金化したいときに、今のコロナウィルス相場みたいな株価が暴落している状態になっているとかなり苦しいということです
さぁ、お金が必要だから投資信託を現金化。。。と思ったら株価が3割減!
結局、普通に貯金していた方が良かった。。。
ということが起こりうるということも頭に置いておかないといけませんね
一部の証券会社ではつみたてNISAの脱出戦略として投資信託の定率解約という方法を勧めている会社もあります
1度に現金化せずに定率で少しずつ現金化することでリスクを減らそうという考えです
なお、基本的に右肩上がりで価格が上がり続けている米国の株価指数SP500でも、『どの段階を切り取っても』つみたて投資で黒字になるのには13年前後の期間が必要だと言われています
逆を言えば、13年以上積み立て投資を続ける覚悟がなければつみたてNISAはしない方が良いとも言えるのです
なので、つみたてNISAや、積み立て長期投資で一番重要な要素は『年齢』であると言えます
30代、40代、50代、60代で取るべき対策、投資すべき対象、そもそも投資をするべきかどうかはよく考える必要があると思うのです
金融庁は老後の生活に必要な資金を2000万円と発表していますが、これも何歳まで生きるのか、老後の生活をどのように設計するのか、そして20代の場合はそもそも2000万円という通貨価値が現在と同じなのかなど色々な要素を考えないといけない数字だと思います
積み立てNISAに気をつけろまとめ
- つみたてNISAは社会がインフレになる前提の制度
- 年齢によって投資すべき対象、そもそも投資すべきかどうかはかなり違う
- 長期投資をするなら13年以上は投資信託などを買い続ける覚悟を
- 投資したものを現金化する脱出戦略は常に意識を
以上、介護のかえる🐸でした
ケッローン